Entries

解題・1900年、小学三年生が書いた作文帖

          参考・明治末期の小学生の作文帖と作文教育(3)          ☆解題・1900年、小学三年生が書いた作文帖 昨年夏、山形市にある私の生家に行ったときのことである、生家を継いでいる末弟が、仏壇の奥底から先祖の書いた旅行記のような古い文書が出てきたと言う。 それはきっと私の子どもの頃に聞いていた百数十年前に先祖の書いた旅日記ではないか、今から50年くらい前に生家が火事になったときに...

判読・旧字旧仮名遣いで書かれた「作文」帖

          参考・明治末期の小学生の作文帖と作文教育(2)           ☆判読・旧字旧仮名遣いで書かれた「作文」帖 以下の文は、前回紹介した「作文」帖iに毛筆で書かれた文を私なりに判読してみたものである。なお、①、②………⑲の数字は前回の記事で私がつけた「作文」帖の頁番号である。 **** ①  紀元節   紀元節ハ二月十一日   ニシテ神武天皇ガ天   子ノ御位ニツカセ賜ヒ   シ日ナリ。...

毛筆で書かれた古い「作文」帖

          参考・明治末期の小学生の作文帖と作文教育(1)              ☆毛筆で書かれた古い「作文」帖 ここでちょっと時代をさかのぼり、1899~1900(明治32~33)年に尋常小学校三年生の女の子が書いたと推測される『作文』という題名の手作りの冊子を紹介させてもらいたい。 上記の縦12㌢×横16.5㌢、22頁(表紙・表紙裏・裏表紙あわせて)の手造りの小冊子は山形にある私の生家の仏壇の奥から出...

新制小中時代の担任の先生の思い出

          私の体験した敗戦前後の小中学校教育(17)           ☆新制小中時代の担任の先生の思い出 新制の小学校になり、同時にようやくもとの校舎に戻った六年生のとき、組替えがあって再び男女共学となった。同時に、担任の先生も変わり、前に体罰のところで登場してもらったTK先生(註1)になった。先生は、10年前の新任のときに私の父の末弟のM叔父を受け持ったという縁があった(叔父たち教え子に好...

戦中・敗戦直後の担任の先生の思い出

          私の体験した敗戦前後の小中学校教育(16)          ☆戦中・敗戦直後の担任の先生の思い出 私の小中学校生活について書いているうちにいろんなことが思い出されてきた。たとえば担任の先生のことだ。もちろん、私が小学校から大学までの間に教わった先生のことについてこれまで折に触れて書いてきたし、本章でも小中学校時代の学級担任=受け持ちの先生について若干触れてきたが、激動の時期でもあ...

Appendix

訪問者

カレンダー

01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

最新記事

プロフィール

酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

QRコード

QR