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雨と童謡

            お天気・思いつくまま(7)               ☆雨と童謡 天候のかかわりで言われた俚諺にこんなのがあった。 「お赤飯さ お汁をかけて食うと むかさり(=結婚式)のとき 雨降る」 私の子どもの頃よく言われたものだった(注1)が、行儀の悪いことをするなということから言ったのか、こうするとうまくて食が進むので餅米や味噌が減ると困るということから言ったのか、よくわからない。い...

消え去りつつある天気俚諺

            お天気・思いつくまま(6)          ☆消え去りつつある天気俚諺 今から四半世紀も前、お盆で山形の生家に帰省していたときのことである。 街のど真ん中になってしまった生家の前の道路で、私の末弟とまだ小学生だった姪と三人で雑談をしていたとき、突然ものすごい轟音をひびかせて低空を飛んで来る旅客機が現れ、頭上を飛び去って行った。約20㌔ほど北にある山形空港に着陸する態勢をとった飛...

竜巻、つむじ風、かまいたち

             お天気・思いつくまま(5)           ☆竜巻、つむじ風、かまいたち 黒い大蛇が身をくねらせながら空に向かって昇っているような「竜巻」、何もかも吸い上げてしまう竜巻、子ども向けの本や友だちの話などで知り、怖いものということは知っていたが、遠い世界のものとも思っていた。 ところが、小学二年(1943年)ころ(だと思うのだが)読んだ子ども向けの雑誌に書いてあった記事は竜巻の...

当たるようになった天気予報

            お天気・思いつくまま(4)          ☆当たるようになった天気予報 福島県中通りと宮城県南の水を集めて流れる阿武隈川の下流のほとりにある小さな町で私の家内は生まれ育ったが、阿武隈川はかつてよく氾濫したらしい。家内の記憶に残っているのは、太平洋戦争直前の1941(昭16)年の夏(だったと思うとのことだが)、洪水で生家の前の道路まで水浸しになり、そこを舟で避難する人がいたこと、...

戦後の台風の記憶

            お天気・思いつくまま(3)            ☆戦後の台風の記憶 神風=台風は戦時中吹いてくれなかったが、戦後になって何度も吹き、大きな被害を全国各地にもたらすようになった、これは天罰だろうか、と子ども心に思ったほど、戦後、台風のニュースが流れ、しかも大きな被害を全国各地にもたらした。 しかし、実は戦時中も台風は日本を襲っていた。ただそれが軍事機密として新聞やラジオで報道さ...

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プロフィール

酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

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