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新しい調査用品の出現

                農村調査必携品から見た技術進歩(4)                   ☆新しい調査用品の出現 必携品だった鉛筆削りのためのナイフや安全カミソリなどは要らなくなった。持ち運びが便利できれいに削れる小型の鉛筆削り器(シャープナー)が普及したからである。 なお、そのころの私は研究室では電動式の機械式鉛筆削り器、家では手動式のそれを利用するようになっていた。不器用な私のこと...

現実からの逃避、そしてあきらめへ

                 わびしい日日是好日(2)               ☆現実からの逃避、そしてあきらめへ 若い頃はハッピーエンド、サクセスストーリーの小説や映画、テレビはきらいだった。苦しいことがあっても必ず何とかなる、だから我慢しようよと夢をもたせ、現実を直視しないようにさせるものでしかなく、苦しみをもたらす根源を考えることをやめさせ、不条理に対してもつべき怒りをなだめ、闘う意欲と...

定年前後

                  わびしい日日是好日(1)                     ☆定年前後 「十年一昔」という。まさに10年前は昔であり、そのころのことを聞かれて正確に答えるなどというのは、よほどのことでないかぎり、まず無理である。 ところが私どもは農家調査で平気で10年前、あるいは20年、さらには30年も前のことを聞く。そのころ土地をどれだけ持っ...

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プロフィール

酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

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