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貧しい食と厳しい労働(6)

            ☆足踏み脱穀機止まりの機械化 私の望んでいた農業の機械化のはしりともいえる人力による作業機械の導入は戦前から始まっていた。たとえば足踏み脱穀機である。私が生まれたころにはすでに家にあった。 棒掛けした稲が乾燥し終わったころの晴れた日、脱穀機が田んぼに運ばれる。母や子どもの私は、棒から稲束を外し、田んぼの真ん中におかれた脱穀機の脇に運び、積み重ねる。脱穀機の下についている板を...

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プロフィール

酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

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