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農業生産力の発展(7)

              ☆残っていた焼畑農業 これまで述べてきたように、一九五〇年代は水田作、畑作ともに新しい動きを見せていたのであるが、戦前からずっと変わらない農業もあった。当時は焼畑のような農業がまだ残っていたのである。 このことに私が最初に気がついたのは、一九七三(昭和四十八)年、岩手県二戸市上斗米集落の調査に行ったときであった。青森県境の奥羽山脈の中腹に位置し、そもそもは畑作を中心に若...

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プロフィール

酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

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