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薄れゆく記憶、思い出す意義

            続々・わびしい日々是好日(10)           ☆薄れゆく記憶、思い出す意義 忘れていく。あれだけ鮮明だった記憶が薄れていく。99年から06年までの網走時代=農大勤務時代、そのわずか10年前の思い出でさえである。たとえば網走の秋の畑を彩った菜の花の名前、先日思い出そうとしたらすぐに出てこない。たまたま以前本稿に書いたはずなのでそれを見ればわかるだろう、そう思って見直してみた...

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プロフィール

酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

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