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敗戦直後の身体の臭いの記憶

              においの記憶(1)        ☆身体の臭いの記憶―敗戦直後のこと― 1945(昭20)年の10月初め、アメリカ占領軍が私たちの小学校を兵舎として接収(註1)して10日くらい過ぎた頃ではなかったろうか、私たちが家の前の道路で遊んでいたら学校=兵舎の方からアメリカ兵が2人歩いてきた。そして私たちのわきを通る。アメリカ兵はすでに見てはいたが、こんなに目の前で見るのは初めて、何事かと遊びを...

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酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

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