FC2ブログ

Entries

若い頃の医療過誤(?)体験

           高齢化と医薬の今昔(7)        ☆私の若い頃の医療過誤(?)体験 敵国イギリスの首相だったチャーチルの命を救ったというペニシリンは不治の病と言われた結核を治す薬だそうだ、しかもこれは餅に生える青カビからつくったのだそうだ、これは私たち戦後の子どもにとっても衝撃的な二ユースだった(こんなことはもう昔話、今の若い人たちのなかには漫画・テレビドラマの『JINー仁ー』に出てきたこと...

患者の側からみたかつての医療技術

              高齢化と医薬の今昔(6)         ☆患者の側からみたかつての医療技術 おなかが痛い、子どもの頃こう言うと大人からまず言われたのは次の言葉だつた。 「虫かな、あたったかな、食い合わせが悪かったのかな」 「虫」、これは寄生虫のことである。前にも書いた(注1)が、かつてはこれがかなり多かった。幸い私はこれで苦しむことはなかったが。「あたる」=中る、いうまでもなくこれは食...

内服薬の形態の今昔

              高齢化と医薬の今昔(5)              ☆内服薬の形態の今昔 私の子どもの頃(昭和戦前・戦中・敗勢直後ということになるが)、何か病を得ると通ったのが、生家から2.5㌔くらい離れた田んぼの中に建てられた医院だった。前にも述べたように(注1)、ここは今で言う総合診療科で、医者一人で何でも診てくれた。病室もあった。街の中心部には内科、外科、眼科などの専門医院があり、大き...

薬屋(薬店・薬局)と私の記憶

            高齢化と医薬の今昔(4)         ☆薬屋(薬店・薬局)と私の記憶 最近私の医者通いが増えた、と本章の最初で述べたが、ということは薬屋通いも増えたことも意味する。いわゆる医薬分業が90年代から本格的に進み、医師は薬を処方するだけ、その処方に基づき調剤して患者に渡すのは薬局の薬剤師ということになり、医者がもう薬は必要なくなったというまでは薬店にも通わなければならなくなった...

医療費と保険料

            高齢化と医薬の今昔(3)             ☆医療費と保険料 前回述べたように手術は無事終わった、問題はその費用の支払いだった、などと言わなくともいい。保険があるからだ。とはいっても、今回の手術にあたって家内はそれなりのお金を準備していった。手術が終わって待合室に戻り、会計をしてきた家内が笑いながら言う、こんな金額でいいのかなと。短時間ではあれ、あれだけの手術をやったの...

Appendix

訪問者

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

プロフィール

酒井惇一

Author:酒井惇一
元・東北大学農学部教授
元・東京農業大学生物産業学部教授
現・東北大学名誉教授

 本稿は、昭和初期から現在までの4分の3世紀にわたる東北の農業・農村の変化の過程を、私が農家の子どもとして体験し、考えたこと、また農業経営研究者となってからの調査研究で見、聞き、感じたことを中心に、記録したものである。

QRコード

QR